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《土佐の鰹本節（枯れ節）２本と
鰹節削り器のセット》
●送料・消費税込み●
●土佐伝統の固い鰹節（本節・枯れ節）２本と
●土佐山田町の鰹節削り器「太郎」のセットです。
まずは鰹節（枯れ節）をごしょうかい。
江戸時代より続いた老舗５代目当主、土佐のかつお節名人「山中さん」が先祖代々受け継いできた秘伝の技で丹精こめて作った本節は、今や貴重品。
本節に最適な九州の南方から土佐沖の最高級獲れたて鰹を厳選。製造全行程に６ヶ月間を要し、煮熟した鰹を１５日間培乾（薫製）したのち、じっくりと乾燥させながら熟成を待ちます。
独特のカビ付け作業も長年の経験なしでは不可能な、伝統技です。
背節と腹節の２つをセットにしてお届けしております（※後述の「豆知識」をご参照ください）。
そして削り器です。
今回は土佐刃物の伝統メーカーが作る削り器をお勧めいたします。
高知県はその８割を山林が占めている「山林王国」でもあります。樹木の伐採と加工に必要な刃物の鍛造の歴史は江戸時代以前にまでさかのぼります。
土佐刃物は堺や関とならんで日本三大鍛造と呼ばれます。現在はそのほとんどが高知県香美郡土佐山田町に集まっており、穂岐山刃物はその土佐山田町にある有名な鍛造メーカーです。土佐打刃物の鍛造で培った技術を生かして中国に工場をつくりそこで作られています。こちらの削り器「太郎」は、お手軽でありながら本格的に削れるおすすめ削り器です。
●コンパクトなサイズ。高額な本格的木箱製品を購入せずとも、 手軽に削りたての風味が得られます。
●削り量が一目で分かる透明アクリルケース。フタ付きですから清潔にお仕舞いいただけます。
●ステンレスボディの開口部より、そのまま削っただけ振り出せます。
●鰹節の固さに応じて刃の出し入れはスライド調整可能。（ネジ止め）カンナ刃は高炭素特殊鋼製。
鰹節（枯れ節）２本と削り器のセットを送料・消費税込み特価でご提供いたします。
★かつお節の保存上の注意★
鰹本節はカビがついたままで保存状態が良ければ十年もつと言われています。表面のカビは長期保存のために必要なものでむやみに取り除かないで下さい。必ずご使用の直前に洗い落とすようにしてください。
★かつお節の削り方ワンポイント★
１、まず、表面のカビを流水できれいに洗い落とす。（必ず行って下さい）たまにカビ臭いという苦情が来る事があります。必ず洗い落として下さい。
２、ぬれ布巾で包んで冷蔵庫の中に一晩置きます。こうすることにより、長くて広い「花」（削り節）が削れます。
３、以上の下準備の後に専用の削り器で削ります。
【１セットの内容】
●内容：鰹本節２本入り ５００ｇ以上 （背節・腹節／各１本・真空パック）。
●削り器：「太郎」パッケージサイズ：55mm巾×42mm高×全長230mm（ヘッダー部含む）（土佐打刃物の会社が中国に工場を作ってそこで作っています）
●常温便でお届けしますが、冷蔵便、冷凍便への同梱も可能です。
【豆知識】
・「背節」「腹節」というのは、鰹の背肉と腹肉をそれぞれ鰹節にしたものの呼び名です。「雄節」（おぶし）「雌節」（めぶし）と呼んだりもします。
かつおぶしに限らず鰹製品はかならず背と腹があるといっても過言ではありません。だいたいの目安として「背＝あっさり」「腹＝こってり」という特徴がありますので、料亭などで鰹の造りを食べて、脂がのっていたら「大将、これは鰹の腹だね？」と言うてみるのも一興です。はずれていたときの責任はもてませんので、そこはご了承ください。
・「世界一固い食べ物」それはおそらく鰹節でしょう（「食に知恵あり」日経文庫・小泉武夫著参照）。本節（枯れ節）の石のような硬さはカビの威力によるもので、カビの繁殖が大量の水分を必要とすることを利用して鰹の内部深くまでを乾燥させて保存食とすることに成功しておるのです。
・「土佐打刃物」は包丁や鉈・斧などの刃物を仕事道具とするプロ達にとっては有名ですが、一般の方には今ひとつ知名度がないと思います。どちらかというと「堺刃物」や「関刃物」「燕三条」などが有名ではないでしょうか？でも、実際には基本的な部分はほとんど土佐で鍛造して、最後の磨きや包装だけを他所でやっていることが多いのです。国産刃物といえば土佐打刃物が「隠れたブランド」であると自負しております。
・枯れ節を削り器でけずったとき，薄く長く削れたものを特に「花（はな）」と呼びます。よくスーパーで売っている短くてジャクジャクした鰹節に「花節」などと名称がついていると、なんとも悲しいものです（苦笑）。この削り器「太郎」は本来おみやげ用として作られたものですが、あまりにも切れ味が良くて「花」がしっかり出るうえに、お手入れも簡単とあって大好評。京都の某有名料亭でも使っているという「お墨付き」なのです。
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