〜浜吉ヤの主人が伝える「鰹本節」秘伝の一端〜
ご存知、鰹節の本場・高知県は宇佐町の浜吉ヤの大将を直撃。
担当「ズバリ!某有名料亭でも使われる浜吉ヤの鰹節の旨さの秘密は?」
大将「うーん、それはやっぱり、目利き、やねえ。」
担当「どういったところを見るんでしょうか?」
大将「キズのないものは当然。鰹が肥えちょって、それやけど脂がそれほど
のってないような感じのものがええねえ。」
担当「まずは素材である、と。」
大将「そう。そのあとはいかに気を使うて丁寧にやれるか、だけやね。
生を切って乾燥させて真っ黒(燻製)にしたあと、削って青黴をつけて
天日で干す。黴が緑から金色になるわねえ。中の水分が出てくるき
黴になる水分がなくなるまで干すのが大事。鰹の様子や季節によって
水分のなくなり方は違うから、『これでええわ』ということはないねえ」
担当「黴(カビ)を6回つけています!と宣伝しているところもあるんですが。」
大将「うん。それは6回つけて水分を飛ばさんといかん気候のところながや
ないろうかねえ。晴れちゅう日が多いところは普通は3回つけたら
十分に水分は無くなるねえ。押し入れみたいなところへ入れて水分を
飛ばしたりする工程もあるしね」
担当「大将は鹿児島の枕崎へ指導に行かれたこともあると聞きました。」
大将「頼まれてね。今ではウチも工程の途中を枕崎の工場でやってますよ。」
世界で一番堅い食べ物、といわれる鰹節(枯れ節)。
この堅い堅い食べ物も、するすると削られてひとたび熱湯をくぐれば、
そこから溢れ出す旨みは「日本の旨さ」そのものです。
土佐の高知の鰹本節・削り節。
上級を目指すあなただけにお届けしたい逸品です。
内容量:2本入り 500g以上 (本節2本入り)
★保存上の注意★
鰹本節はカビがついたままで保存状態が良ければ十年もつと言われています。
表面のカビは長期保存のために必要なものでむやみに取り除かないで下さい。
必ずご使用の前に必要な個所だけ乾いた布巾で拭いて削ってください。
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